リファラースパムで水増しアナリティクスのページビュー数!アクセス数を正確にする設定を

リファラースパムで水増しアナリティクスのページビュー数!アクセス数を正確にする設定を
時給アップ研究室にご来室頂きありがとうございます。

今回はGoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)について少々。
グーグルアナリティクスのリアルタイム表示をしていて
気づいた事はありませんか?

ブログのトッップページに対し突然多数のアクセスが来る事があります。
しかしトップページであるにも関わらず、
トップページのブログタイトルは表示されず他の文字が…

たとえば「homepage」とか。
単純にブログの設定が「homepage」と表示されるところがあったかな?と
さほど何の疑問も無く放置しておく事の方が多いと思います。

私の場合…どうも気になっていたのが、その数がとても多い事。
毎日毎日必ず表示され、そのアクセス数も30前後と多い。
これはいったい何?誰?
リアルタイム表示をした時に「おかしなアクセス」があった場合、
アクティブなページなどで表示させるとその正体が分かります。
たまたまリアルタイム表示で出くわした訳ですが、
参照元を見ると、その数に驚きは隠せません。

早速検索して調査しました。
なるほど!「リファラースパム(リファラスパム)」と言うのか!
そのリファラースパムは
「site●.free-floating-buttons.com」や
「social-buttons.com」である。
※●には1〜10の数字があります。

しかも単にフィルタをかけただけでは、効かない!
まったくもって邪魔な存在です。

ひどい時には1日数1000アクセスにもなる事がある。
リファラースパムからのアクセスによって、
運営しているブログのページビュー数や直帰率など
アナリティクスで正確なデータを見ていないとしたら
なんて意味の無いデータなのでしょうか?

リファラースパムで水増しアナリティクスのページビュー数!アクセス数を正確にする設定を


リファラースパム

運営しているブログにもよると思いますが、
ある程度記事数がありある程度アクセスがあるブログには
必ずと言っていい程、このリファラースパムにアクセスされています。

ブログを開始してから1ヶ月以内だとしても、来ている可能性は大。
このリファラースパム、放っておいても特に問題は無いが
ブログを運営していて、アクセス数やページビュー数を確認したりして
ブログ運営の最適化を図っている人達にとっては
全く邪魔な存在でしかない。

スパムによって「アクセス数が伸びた!」とぬか喜びしている場合もある訳だ。
全体的なアクセス数にもよりますが、
私の場合、事によっては1日数1,000ものアクセスが「リファラースパム」である事も…

リファラースパムとは?

リファラースパムとは、 故意にターゲットであるサイトにアクセスをし
自サイトに呼び込むというアクセス数と宣伝などを兼ねた
海外に多い悪質なサイトによる
ブログ運営者(サイト運営者)をターゲットにしたスパムである。

このリファラースパムによって、
ブログなどのアクセス数やページビュー数を統計化している運営者は
間違った情報を得ている事になるわけですね。

ブログの運営者は気づかないうちに実際のアクセス数とは異なった
情報を与えられて、人によってはぬか喜びしている事になるのです。

例えば1日数1,000のアクセスがあるブログだったとして
リファラースパムが数100あったとしたら、
何%のアクセスが意味の無い数字であったのか…

リファラースパム対策

このように運営するブログの統計を無意味にしてしまう
悪質なリファラースパムからのアクセスを除外し、
正確なアクセス数(統計)に導く為に必ずやっておきたい事が
GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)におけるフィルタ設定です。

リファラースパムの確認方法

まずは、ご自身が運営するブログやサイトにリファラスパムが
来ているのか?と言う事を確認しなければなりません。

殆どの場合は来ていて間違いないでしょう。
もし、リファラースパムが確認できない場合は、
さほどアクセスも無いのではないでしょうか?
多少なりともブログやサイトにアクセスされている場合は
リファラースパムは必ず来ていると言って過言ではありません。

GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)を利用していないのであれば
必要無いでしょう。
スパムのサイトを訪れる事も目にする事も無いからです。
まずはGoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)にログインし
ご自身のブログなりサイトのデータを表示してみましょう。
表示されたサイトがスパムサイトか?と疑問がある場合は、
下段の「参考解説サイト」もご覧ください。

スパムサイトがまとめられていますので参考になるでしょう。
リファラースパムサイトには絶対アクセスしない!
悪質なスパムサイトも存在するようです。

アクセスした事によって、被害が生じる事もありますので、
絶対にアクセスしないようにしましょう。
リファラースパムサイトを確認する方法は沢山あります。
トップページへのアクセスが殆どですので、
トップページへのアクセスを表示すれば分かると思います。
下の画像は、単純に国別のアクセス表示を見てみました。
意外にも海外からのアクセスが多いのですが、
私が運営するブログは海外からのアクセスも多く、
一概には海外からのアクセスがスパムとは言い切れません。

リファラースパムで水増しアナリティクスのページビュー数!アクセス数を正確にする設定を
下記の画像は、スパムであるだろうサイトを表示したものです。
なぜスパムかと言うと、セッション時間が0秒である事を見れば分かります。
1秒や2秒もありますが、著しく滞在時間が短いのは怪しいでしょう。
さらに海外からだけでなく日本も含まれています。

リファラースパムで水増しアナリティクスのページビュー数!アクセス数を正確にする設定を
このようなスパムサイトからのアクセスによって
ビュー数やアクセス数、滞在時間や直帰率など、重要なデータが改ざんされたような
データとして無意味なデータが残ってしまう訳です。

アナリティクス フィルタ設定

リファラースパムをアナリティクスから排除するには
フィルタ設定でピックアップすれば表示されなくなります。
アナリティクスの設定から「すべてのフィルタ」を選択します。

リファラースパムで水増しアナリティクスのページビュー数!アクセス数を正確にする設定を
「全てのフィルタ」を選択すると「フィルタを追加」というボタンが表示されるので
クリックすると、「ビューにフィルタを追加」と言うページが表示されます。

後はこの欄に記入していくだけですが。
フィルタ名は自分にわかれば良いので「スパム」などでも良いでしょう。
フィルタの種類は「カスタム」にして「フィルターフィールド」から「参照」を選択。
「フィルターパターン」にスパムサイトのURLを記入して
ビューにフィルタを適用させて保存します。
これでこのサイトの訪問をフィルタによって表示させる事が無くなりました。

リファラースパムで水増しアナリティクスのページビュー数!アクセス数を正確にする設定を
ほっと一息もつかの間…
なぜかフィルタに登録したはずの同じリファラースパムサイトからの訪問が
表示されてしまっています。
これはどういう事なんでしょうか?
と思い、調べてみると、下段の「参考解説サイト」にも書かれていますが
もう一押しのフィルタを追加する事で完全になる可能性が!
上記と同様な形で 「not set」も追加しておくとなお良い。
この場合、「フィルタフィールド」で「言語設定」を選び
フィルタパターンに「not set」と記入して、
後は同じようにして保存します。

なるほど、かなり厄介ではあるが、リファラースパムからのアクセスを
表示させない事で、ある程度正確な数値が残せると思います。

参考解説サイト

リファラースパムの一覧などはないか?と探していましたら
とても丁寧かつ、分かりやすくリファラースパムの対策と
スパム先のサイトなどを解説されているブログがありましたので
ご紹介しておきます。

まとめサイトになりますが、リファラースパムサイトの一覧まとめです。

こんなにあるのか?という膨大なスパムサイトが更新されています。
リスト化されていますので、ご自身のブログに来ているサイトで
「これはリファラースパム?」という場合にご確認できるかと思います。

リファラースパム まとめ

ブログやサイトを運営しているのは、それぞれ目的があると思います。
ビジネスの為や趣味の為など本当に様々ですが、
少なくともビジネスサイトやECサイト、アフィリエイトブログなどを
運営しているブロガーは、様々なデータを解析しながら
運営サイトや運営ブログを最適化しなければならないと思っています。

己を知る事によって、導かれるものは大きいので
ご自身のブログの状態を知る事は大事な事かと思います。

ただ…あまりにもそればかりに捕われていると
自分の首を絞めかねないので、せめて最低限は…と言う事でしょうか。

今日のアクセスは随分来たな!
そんな事を思ったりしても、実際はスパムサイトからのアクセスだった…
後から知ったらさぞかしショックでしょう。
実際、私の運営するブログもフィルタをかけてから随分アクセスも減ったような気もします。
気のせいかもしれませんが、少なくとも正数に近いデータが取れ始めています。

ただ…まだまだおかしな事もあります。
それはまた別の記事で紹介しますが、
アクセスしてくれて記事を見てくれた本当の数は?
なぜビュー数やアクセス数はこうも違うのか?
アナリティクスも見るが、これだけは設定しておきたいツール。
まだまだ沢山あるものです。